二十四節気―啓蟄

本日3月5日から立春までの二十四節気は啓蟄
啓=ひらく
蟄=地中に閉じこもっている虫
春の気配を感じて地中から虫が出てくる季節ってことですね。

今年は暦を意識した一年にしよう!という抱負のもと、我が家のトイレには二十四節気の入ったカレンダーを掛けました。
そのせいなのか、先日夫氏が突然「もうじきケイチツだね」と切り出しまして。

暦を意識する生活を広めていきたいと思っている身としては、最も身近な夫氏がそう言ってくれるのは喜ばしいことですから、うんうんそうだねと愛想良く相槌を打ちました。が…

「春になったから地面からカニが出てくるんでしょ」

…………カニ…?

私「何で、カニ?」
夫「だってそう書いてあるじゃん」
私「トイレのカレンダー?」
夫「そうだよ」

違う。
それはカニではなくチツだ。蟹ではなく蟄。確かに字は似ているけれども(笑)

トイレに行って確認してきた夫氏は「よく見たらカニじゃなかった。知ったかぶって誰かに話す前で良かった」とか言っておりました。ほんと良かったな。


✿*゚・.。.:*✿*゚・.。.:*✿*゚・.。.:* 春っぽい絵文字ラインを入れてみました


ここからは蛇足ですが、カニの「解」とチツの「執」って何よ?どっちも「虫」って何でよ?というお話。

解=わける・バラバラにする
執=状態を変えないでいる・おさえる
虫=ムシ含む小動物全般

蟹は簡単にバラバラにできる小動物、蟄は冬の間じっとしている虫ということか。
小学生の頃から漢字の成り立ちを調べるのは好きでしたが、やっぱり面白いです。漢字LOVE

そして虫は大嫌いです…



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