一年で一番昼が長いと言われている夏至。
「夏に至る」とは言え、暦の上ではまだ6月下旬~7月上旬なので、まだまだ夏はこれからだ!…のはずですが。
思わず太字&赤色で強調してしまうくらい、いきなり暑い日になってしまった。信州はつい先日まで結構寒くて、お隣さんなんて「足元冷たくてまだコタツ出してます~(笑)」とか仰ってたのに。あと多分この四角いスタイルの使い方は間違っているよなw
やっぱり温暖化のせいなのかね。
年々気候がおかしくなっている、というのはもう多くの方々が感じておられるところだと思いますが、あんまりズレてくると二十四節気とも合わなさすぎて、これ自体が廃れてしまいそうでちょっと心配。
ともあれ、夏至は一つの大きな区切り・節目の時期。

陰陽太極図 に一年を当てはめてみるとこんな感じで、夏至は陽の極みとなるんだけど、もうその瞬間に陰(黒い●ね)が生まれてくる。
これまでどんどん外に向けて増やしていたエネルギーを、この夏至を境に今度は内向きに少しずつクールダウンしていく転換点とも言えます。
冬至までの後半戦に向けて今一度気持ちを新たにしたり、これまでを振り返って再確認したりするにはもってこいの期間。運気というのは常に上がったり下がったりしながら流れているので、その波を活用するのが良かろうと思います。…てか、その方が楽に生きられると思うのよ。
自分の人生にとってプラスに利用できるものは何でも利用しましょう(笑)
ついでに門外漢ながら西洋方面からもひとつ。
こっちから見ても、あんまりにも『自分と向き合う時期』っぽかったもので。

こちらは夏至のお空模様。
二至二分(夏至・冬至・春分・秋分)のホロスコープは四季図といって、向こう3ヶ月間の個人・社会の流れや指針を表すと言われておりまして、今回の夏至図も何かと注目するポイントがあるようですが。
ものっすごいざっくり読むと、
自分の感情だいじに&身近な人や物事への再認識→心身ともに整理整頓!
以上です。ひどい雑(笑)
でもほら、やっぱり外向きより内向きな感じでしょ。
ただ、個人的には内向きでも社会的にはここから先は暫く政治に関心持っておいた方が良さそうなので…というか、持ちたくなくても持たざるを得ないですよね。日本も世界も、こんな現状だもんなー
最後に、この記事のアイキャッチ画像、言わずと知れたストーンヘンジ。
とんでもない昔にどうやって積み上げたのかも不明な巨石群が馬の蹄みたいな形に並んでいる、未だに謎多き英国の遺跡です。
夏至の日には昇ってきた太陽の最初の光が、高く組まれた巨石の間を通り、一直線にその馬蹄形の真ん中にある石に当たるように設計されている。
つまりきちんと東西南北を把握して、太陽の動きと二至二分を知っていた、という事になりますよな。とんでもない天文学的知識という事でもありますよな。
こういうの、世界中にあるでしょ。
陰陽五行しかり、占星術しかり、生命の樹しかり。もちろん占いだけじゃなく、大昔からの人間の知恵と経験と感覚の集積を見知って、そういう事に思いを巡らせる時、現代って果たして進化してきたって言えるのかな?と思ったりします。
運気というものは上がったり下がったりするもので、とすると現代はひょっとして下がっている最中なのかなーとも思ったり。
今日からは自分と対話する丁度良い時間なので、そんな思いも交えつつ、熱中症に気を付けつつ(笑)、少し丁寧に自分と向き合ってみるかな。
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