二十四節気―雨水

本日2月18日から3月4日までが二十四節気の雨水となります。

ひとつ前の立春で春が始まり、山に積もった雪も次第に解け出し、今まで天から降るものは雪だったのがこれからは次第に雨に変わっていく時期。…という本日の札幌、窓の外は小雪が舞っておりまする。寒い。

天気予報ではまた寒波到来で、暫くの間はこの寒さが続くとか。
立春だの雪が雨に変わるだの言われてもピンと来ないし、感覚的にはまだまだ冬な感じ(特に北海道はね~)だし、そんなに暦の上だけ先取りされてもなぁと今朝も思っていたのですが、ふと、『先取り』という単語で思い出したものがありました。

それはね、着物。

札幌に来てからは諸事情により全く着なくなってしまいましたが、それまでは趣味の範囲でですが、時々着物を着たりしておりましたんですよ。
着物って『先取り』するものが多いんですよね。
こういう時期の変わり目には、帯や着物の柄や生地、身に付ける小物なんかもちょっと季節を先取りしたものを取り入れる。(尤も最近は温暖化で暑い期間が長すぎて、さすがに秋を先取るのはキツいのですけどもな…)
それが粋でオシャレであり、何よりそれを纏って気分をそこに乗せていくことで、来たる季節の波にも乗っていくという感覚があったなぁと、今思い出しましたわ。今かよ、というツッコミはご容赦下されw

だからね、というのも変ですが、二十四節気もそんな風に意識して気持ちを波に乗せていって、次の季節を軽やかに迎える準備をしていこうと思います。

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